R-LR Road Cycling

長崎の自転車LOVE♡な人あつまれ(^^♪

カテゴリ: その他

マドンが納車され、シェイクダウンライド中のめがね坊主です。
マドンのインプレ的なものは、もう少し乗り込んでから書くとして、僕はちょくちょくツールドフランス2022のハイライト動画をYouTubeで見ます。
ツールは数年前から1チームが9名から8名体制に変更になりました。動画の中で8名でトレインを組むさまを見て、ふと、「そういえば、めがね坊主家にも8台自転車があるなぁ」と思いあたり、無性に8台を並べてみたくなりました。

というわけで、なんちゃってトレイン撮影会を頑張りました(※ただの自己満足)

▼横から
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▼ちょっと斜めから
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▼正面から
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▼後方から
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▼めがめ坊主零号機『GIANT ESCAPE RX3 2012年式』
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義父から譲ってもらう。めがね坊主が自転車沼に落ちる原因となった思い出の一台。
今も現役。雨天時や研修などで市内に行く時に重宝している。

▼めがめ坊主初号機『TREK Madone4.3 2014年式』
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初のロードバイク。ISOスピード搭載のDomaneと悩んだが、カラーで決定した。
コンポの構成が105とティアグラの混成(10速)だったが、その後、68系アルテに換装する。
交通事故後、左シフターは105へ。ローラー専用車となっている。ホイールはシャマルミレ。

▼めがめ坊主弐号機『SCOTT FOIL30.1 2017年式』
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メイン車輛の一つ。現役バリバリ。フレームを中古で購入し68系アルテグラで組む。
一応、エアロロードの位置づけらしいが、オールラウンドよりかな。通勤でも使用中。

▼めがめ坊主参号機『TREK Madone SL6 2022年式』
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最近購入しました(^^) 興味がある方はコチラでも

▼めがね坊主Jr.の愛機達
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これらも現役バリバリ

▼最後に自宅で撮影
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猫がどかなかった。

 全3回の予定で、交通事故のお金の話をしてきたが、どうしても4回目が必要となったので、ここに記録しておく。

 今回の物損事故(人身事故の処理はしていない)の賠償額は、物損補償27万円に加え、人身補償+その他の補償の98万円から医療機関に既に支払われている33万円を差し引いた65万円を現金として受け取とる予定となった。人によって、多い少ないの判断は分かれるところかも知れないが、僕としては十分な補償であったと満足している。

 ここで追記したいことは、表題にある『過失相殺』のことである。これまでの記事にあるように「僕の過失は1割である為、本来の賠償額から1割引く。」というのが過失相殺である。物損補償においては、任意保険会社の負担での補償となるため、過失相殺された上で賠償額が補償されるが、人身補償については、自賠責保険での補償が優先される為、その上限額(120万円)まであれば、原則、過失相殺されることはない。そういう意味では、最低限の補償しかないといわれる自賠責保険も捨てたものではないように思う。一般的に交通事故の損害賠償は、保険会社の一定の基準に基づいて計算されるわけだが、判断基準の詳細は公表されておらず、僕のように自転車の保険に加入していない場合は、自身で加害者(の保険会社)との示談交渉を行わなければならない。同じような事故や怪我の程度でも賠償される額が同じであるとは限らず、どこを落としどころとするかは自身で判断する必要がある。とはいえ、相手も人間である為、下手に怒らせても良いことは一つもない。無理難題を押し付けるのではなく、引くところは引くべきだと思う。自賠責保険は基準が比較的はっきりしており、任意保険会社が交渉窓口であったとしても、120万円までは、任意保険会社が一旦、立替後に自賠責保険会社より回収する仕組みになっており、自賠責内(120万円)であれば比較的緩い判定になるようである。そのためか、一切揉めずに今回の賠償額を受け取ることが出来た。このことから、出来る申請は行い、ダメなら諦めるぐらいが丁度よいのではないだろうか。特に交通事故関連サイトでは、『高額の慰謝料を受け取るためにはどうすれば良いか?』などの情報が溢れており、多くのことを知ることが出来る。今回のように自身で保険会社と示談交渉を行うことになる場合、色々なことを調べておかないと話にならないが、欲を出し過ぎても良いことは何もないように思う。

 振り返ってみると、僕としては、『自転車分の補償があれば、後は医師等の指示に従っています。』との姿勢、お金のことは一切触れることなく進めたことは、保険会社への印象は良かったのかも知れない。

結果として、25万円で購入した自転車を(ある意味)失ったが、日常生活や運動に支障があるような後遺症もなく、92万円を受け取った。』のである(ただし、時間はかかるし、自転車活動も自粛することにはなったが)。これ以上を求める必要はない。満足である。

 

 さて、次は新たな自転車を何にするかを検討しなければならない。一応、目星はつけているが、決定したら改めて報告しようと思う。

 

交通事故備忘録 ~終~

長かった・・・

 お金の話3回目は、「その他補償編」である。物損人身補償の他にどんな補償があるのか疑問に思う人もいるかと思う。ここでは、①休業損害補償 ②後遺障害認定 について触れてみようと思う。正確には、この二つも人身補償のくくりになるのだが、あえて分けて記録する。

 この部分については、保険会社の裁量に委ねることになる為、自身でどうこうすることは出来ない。所定の手続きに沿って申請するのみである。

 

 ①休業損害補償

  名称のとおり、事故に伴う通院や療養のため、仕事を休んだ場合や早退や遅刻により減給された分が補償される。減給がない有休も補償の対象となる。源泉徴収票をもとに一日あたりの金額が計算される。僕は基本的に休憩時間を利用して通院した為、減給はほぼなく、合計5万円程の補償であった。案外バカに出来ない金額である。

 

 ②後遺障害認定

  これも名称のとおり、治療を続けたが何らかの後遺症が残った場合に、その程度によって賠償されるものである。むちうちの場合、12級または、14級が認定される可能性があるが、むちうちで認定される可能性はあまりないらしい。12級の認定には画像所見が必要、14級では画像所見は必要ではないが、神経学的知見等から判断される。

 保険会社と相談した結果、少しでも症状が残っているのであれば申請してみてはどうかとのことであった為、医師に相談し申請した。この時、医師からは、今の僕の状態では認定は非常に難しいだろうとの見解あり。また、診断書代8千円は障害認定を受けれなかった場合は実費となる。

さて、その結果であるが、「非該当」であった。理由については、A4用紙2枚が送付され、長々と書いてあったが、要約すると、『障害があるとの医学的証拠が乏しい』ということらしい。まぁ当然といえば当然であるので、特に不服はない。

 本来、ここで全3回の交通事故備忘録は終了する予定であったが、追記事項が発生した為、次回に記載したいと思う。

めがね坊主の備忘録~交通事故・其の壱~
めがね坊主の備忘録~交通事故・其の弐~
めがね坊主の備忘録~交通事故・其の参・物損補償編~
めがね坊主の備忘録~交通事故・其の参・人身補償編~

 お金の話2回目は、「人身補償編」である。

 物損補償編でも書いたように、今回の事故は物損事故で処理されている。

 多くの交通事故サイトでは、人身事故にしなければ、自賠責保険をはじめ、人身補償は受けられないとある。

 しかし、加害者の保険会社をはじめ、知人の弁護士や他保険会社等からの話を総合すると、

『ここでいう「人身事故」は、警察の言う「人身事故」とは意味合いが異なる。警察に人身事故の届けを出さなくても、軽傷、物損事故でも人身保障の対象である。人身事故にするかどうかは、自身の判断に任せる。』ということらしい。そういったこともあり、物損事故で処理を行った。

 

 さて、本題の補償についてであるが、①治療費 ②慰謝料 に分けて書いていこうと思う。

①治療費

 病院代、薬代、通院に伴う交通費が該当する。

 ここで絶対に抑えておきたいことは、いかに適切な治療を長く続けることが出来るかである。このことは、後述する慰謝料にも影響することである。一般的にむちうちの治療において、保険会社が補償出来る期間は最大3か月間と言われている。しかし、治療内容等によっては、それ以前に補償が打ち切られてしまうことがあるらしい。主な理由としては、「薬だけもらっている」「マッサージしかしていない」等が挙げられる。

 まず、整形外科に定期的に通院することが必須要件である。医師の判断により、僕は月1回の頻度で整形外科に受診した。むちうちの治療は、物理療法が一般的である。整骨院でも治療は可能であるが、整骨院は病院ではないことから治療と見なされないことがあるため注意が必要である。特にこだわりがなければ、整形外科または、リハビリテーション科に通院することが望ましいだろう。僕は、整形外科とは別にリハビリテーション科に週45回ほど通院した。治療内容は、首と腰の牽引、ホットパック、電気治療、指圧マッサージが中心で、時々、麻酔注射を行った。

幸い、僕の場合は、自身の勤務先の経営母体が病院であることから、救急受診した病院から母体の病院に通院先を変更した。このことにより、通院は容易に行うことが可能となった。この場合、会社から通院することになること、その距離が徒歩圏となることから、通院に伴う交通費は支給されなくなるが、これからの通院の手間等を考えると、「百利あって一害なし」である。※休日等で自宅から通院した場合は、所定の交通費は支給される。

すべての受診において、保険会社の話の通り、病院や薬局で自己負担することはなかった。後日、保険会社の説明では、総治療費は33万円であったのこと。恐ろしい話である。

 

 

②慰謝料

 自賠責基準における慰謝料には、明確な基準があるため、次のア)とイ)の金額が低いほうが適用される。

 ア)治療期間×4,300

 イ)入通院実日数×4,300円×2

 つまり、30日間で、最大12.9万円が上限となる。

 但し、治療内容や頻度によっては、減額されたり、補償が打ち切られてしまう危険もある為、医師とよく相談しながら、適切な治療を継続する必要がある。自身の判断で治療方法を変えてはならない。医師とも良好な関係を作り、自身の症状を上手に伝えることで、適切な治療を可能な限り、長く受けることが出来る。治療期間の長さが慰謝料に直結し、合理的、合法的にお金を受け取ることが出来ることから、ここだけは必ずおさえておきたいところである。

 僕の場合は、治療期間134日、入通院実日数70日であった為、基準式に当てはめると、

ア)治療期間134日×4,300円=57.6万円

イ)入通院実日数70日×4,300円×260.2万円

 なので、低い金額の「57.6万円」が慰謝料の基準額となる。

 と思っていたら、実際に提示された金額は、「60.2万円」であった。


★交通事故関連
めがね坊主の備忘録~交通事故・其の壱~
めがね坊主の備忘録~交通事故・其の弐~
めがね坊主の備忘録~交通事故・其の参・物損補償編~
事故車両は思ったよりも重症だった


交通事故備忘録も三回目となった。

今回からは三回に分けて、「お金」のことについて書こうと思う。ややいやらしい話になるが、交通事故の補償(お金)については、多くのサイクリストが気になることではないだろうか。

事故について

 

まずは、おさらいとして、

①過失割合は1(僕):9(相手)

②加害者は任意保険(東京海上)への加入者である。

③僕の診断名は、頸椎捻挫・腰部打撲傷・右肩関節捻挫・左肘関節打撲傷・右膝関節部擦過傷であり、頸部痛、腰部痛、両肩関節痛、頭痛が症状としてある

 ※主症状としては、よくある「むちうち」である。

 

賠償額の計算(請求)計算方法としては、「自賠責基準<任意保険基準<弁護士基準」と金額が大きくなる。加入保険等で弁護士特約が付帯されているのであれば、弁護士に依頼することで高額な賠償金を受けることが出来るかもしれないが、僕にはなく、自賠責保険の補償上限額の120万円を超えることはまずないため自賠責基準での計算となる。

 

ちなみに、軽傷であることから、警察からは、物損事故で処理するか、人身事故で処理するかは、僕に委ねられた。一応、知人の弁護士に相談したところ、どちらにしても僕への補償が変わることはないとのことであったので、物損で処理した。そして、弁護士を雇い、弁護士基準で賠償額を上げても、弁護士費用の方が高くつくとのことであった。

 

さて、本題の賠償金についてであるが、

1.物損補償 2.人身補償 3.その他の補償

の3つに分け、今回は「物損補償」について書いてみようと思う。

 

1.物損補償

 ①自転車本体の修理費
  ▼自転車の写真
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 ▼左レバー
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 ▼リアステー
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 ▼フロントフォーク
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 写真を見てわかる通り、明らかな破損は、左のレバーだけであり、フレーム自体の損傷はないように見える。しかし、購入店で見積もりを依頼したところ、修理費は28万との回答であった。交通事故で自転車が破損した場合は、フレームの全損として処理するようである。今後、何かあった場合に責任がとれないからである。ここで、問題となるのは、自転車の時価額の判断である。ロードバイクは高額であるとはいえ、所詮は自転車である。法的にはママチャリと同じく、35年経過すると、無価値となることもあるらしい。つまり、賠償額は0円と判断されることもあるのだ。しかし、今回、保険会社からは、22万円の提示を受け、二つ返事で了承した。

 ②その他の修理費等
  1)ヘルメット
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   スレ傷あり。わかります?

  2)めがね
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  3)ジャージ上
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   軽いほつれです

  4)ジャージ下
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   縫い目が少し裂けています
  5)シューズ
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   ダイヤルとソールに傷
  
6)グローブ
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   人差し指の破れ

  
7)ライト

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 どの写真を見ても、どこが破損しているのか分かりづらいと思う。実際、使用上は何の問題もない。それでも、保険会社からは、傷ついたものは全て申請してほしいとのことであった。購入した時の領収書の提出も求められたが、そんなものを保管しているはずがない。最近、楽天で購入したヘルメットとシューズは楽天のサイトから印刷できたが、他は自己申告で提出した。一応、現在の購入価格をネット等で細かく調べて併せて提出した。この点は、こちらの保険会社からも良い判断であったとの見解であった。

 結果、8万円の補償額が提示され、これも即了承した。

 

 よって、「自転車本体(22万)+その他(8万)=30万円」が物損分の金額となり、過失割合の1割を引いた「27万円」が賠償されることとなった。

 とういうわけで、マドンの修理は一旦保留とします。(※新車購入時よりも修理費が高い・・・)

 ▼2号機【SCOTT/FOIL】を通勤に使用します
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