全3回の予定で、交通事故のお金の話をしてきたが、どうしても4回目が必要となったので、ここに記録しておく。

 今回の物損事故(人身事故の処理はしていない)の賠償額は、物損補償27万円に加え、人身補償+その他の補償の98万円から医療機関に既に支払われている33万円を差し引いた65万円を現金として受け取とる予定となった。人によって、多い少ないの判断は分かれるところかも知れないが、僕としては十分な補償であったと満足している。

 ここで追記したいことは、表題にある『過失相殺』のことである。これまでの記事にあるように「僕の過失は1割である為、本来の賠償額から1割引く。」というのが過失相殺である。物損補償においては、任意保険会社の負担での補償となるため、過失相殺された上で賠償額が補償されるが、人身補償については、自賠責保険での補償が優先される為、その上限額(120万円)まであれば、原則、過失相殺されることはない。そういう意味では、最低限の補償しかないといわれる自賠責保険も捨てたものではないように思う。一般的に交通事故の損害賠償は、保険会社の一定の基準に基づいて計算されるわけだが、判断基準の詳細は公表されておらず、僕のように自転車の保険に加入していない場合は、自身で加害者(の保険会社)との示談交渉を行わなければならない。同じような事故や怪我の程度でも賠償される額が同じであるとは限らず、どこを落としどころとするかは自身で判断する必要がある。とはいえ、相手も人間である為、下手に怒らせても良いことは一つもない。無理難題を押し付けるのではなく、引くところは引くべきだと思う。自賠責保険は基準が比較的はっきりしており、任意保険会社が交渉窓口であったとしても、120万円までは、任意保険会社が一旦、立替後に自賠責保険会社より回収する仕組みになっており、自賠責内(120万円)であれば比較的緩い判定になるようである。そのためか、一切揉めずに今回の賠償額を受け取ることが出来た。このことから、出来る申請は行い、ダメなら諦めるぐらいが丁度よいのではないだろうか。特に交通事故関連サイトでは、『高額の慰謝料を受け取るためにはどうすれば良いか?』などの情報が溢れており、多くのことを知ることが出来る。今回のように自身で保険会社と示談交渉を行うことになる場合、色々なことを調べておかないと話にならないが、欲を出し過ぎても良いことは何もないように思う。

 振り返ってみると、僕としては、『自転車分の補償があれば、後は医師等の指示に従っています。』との姿勢、お金のことは一切触れることなく進めたことは、保険会社への印象は良かったのかも知れない。

結果として、25万円で購入した自転車を(ある意味)失ったが、日常生活や運動に支障があるような後遺症もなく、92万円を受け取った。』のである(ただし、時間はかかるし、自転車活動も自粛することにはなったが)。これ以上を求める必要はない。満足である。

 

 さて、次は新たな自転車を何にするかを検討しなければならない。一応、目星はつけているが、決定したら改めて報告しようと思う。

 

交通事故備忘録 ~終~

長かった・・・